鹿児島市の天文館にある心療内科クリニック 医療法人鑑朗会 メンタルヘルスかごしま中央クリニック

099-223-7700  電話予約

検査のご案内

症状や困りごとの背景を理解するために

心療内科・精神科では、医師による診察を基本として、必要に応じて心理検査を行います。

心理検査は、現在のこころの状態、考え方や行動の特徴、知的な面での得意・不得意、発達特性などを客観的に整理し、診断や治療方針を検討するための補助として用いられます。

メンタルヘルスかごしま中央クリニックでは、診察内容をもとに、医師と心理士が相談したうえで、患者さまの症状や検査目的に合った心理検査をご提案します。

検査の結果だけで病気や発達特性を判断するものではありません。
これまでの経過、生活状況、ご本人やご家族から伺った内容などを総合的に確認し、今後の治療や生活上の支援に役立てます。

心理検査とは

心理検査とは、質問への回答、課題への取り組み、心理士とのやり取りなどを通して、こころの状態や認知的な特徴を客観的に把握するための検査です。
たとえば、日常生活や仕事、学校生活の中で、次のような困りごとがある場合に検査を検討することがあります。

  • 学習や仕事で、得意なことと苦手なことの差が大きい
  • 説明を聞いても内容を理解しにくい
  • 忘れ物や不注意が多い
  • 仕事や作業の段取りを立てることが難しい
  • 対人コミュニケーションで困ることが多い
  • 集団生活や環境の変化になじみにくい
  • 自分の性格や考え方の特徴を知りたい
  • ストレスへの反応や気分の状態を整理したい
  • 物忘れや判断力の低下が気になる
  • 現在の困りごとの原因がわからない

心理検査を受けることによって、これまで「努力不足」や「性格の問題」と考えていた困りごとの背景に、情報の理解や処理の仕方、注意の向け方、発達特性などが関係していることがわかる場合があります。

心理検査の目的

診断の補助

心理検査は、医師が診断を検討する際の補助資料として使用します。
検査だけで診断が決まるものではなく、医師による診察、症状の経過、生活状況、必要に応じてご家族から伺った情報などを含め、総合的に判断します。

得意なこと・苦手なことの把握

物事の理解の仕方、記憶、注意、情報処理などについて、得意な部分と苦手な部分を整理します。
ご自身の特徴を理解することは、学校での学び方、仕事の進め方、日常生活での工夫を考えるうえで役立ちます。

発達特性の理解

不注意、落ち着きのなさ、こだわり、対人コミュニケーションの難しさなど、発達特性に関する傾向を確認します。
検査結果と実際の生活上の困りごとを照らし合わせながら、必要な支援や環境調整について検討します。

こころの状態の把握

気分、不安、ストレスへの反応、考え方の傾向、人との関わり方などを整理します。
ご本人が言葉だけでは表現しにくいこころの状態を理解し、治療方針や心理的な支援を考えるための参考にします。

治療・支援方針の検討

検査結果は、診断名をつけることだけを目的とするものではありません。
患者さまが日常生活を送りやすくするために、治療方法、カウンセリング、学校や職場での環境調整、家族の関わり方などを考えるために活用します。

当院で行う主な心理検査

患者さまの症状や年齢、検査目的に応じて、必要な検査を選択します。すべての方に同じ検査を行うわけではありません。

知的能力や認知的な特徴を調べる検査

言葉の理解、物事を考える力、記憶、注意、情報を処理する速さなどを多面的に確認する検査です。
検査を通して、全体的な知的能力だけでなく、どのような方法であれば理解しやすいのか、どのような作業で負担を感じやすいのかなどを整理します。
検査結果は、学習面や仕事上の困りごとを理解し、ご本人に合った学び方、働き方、生活上の工夫を検討するために役立てます。

発達特性を把握するための検査・質問紙

ADHDやASDなどの発達特性に関連する行動や考え方の傾向を整理するため、検査や質問紙を用いることがあります。
主に次のような特徴について確認します。

  • 集中を続けることが難しい
  • 忘れ物や確認不足が多い
  • 作業の優先順位を決めにくい
  • 予定や環境の変化に対応しにくい
  • 特定の物事へのこだわりが強い
  • 人との会話や関係づくりに難しさを感じる
  • 音や光などの刺激に敏感である

発達特性は、検査結果だけで判断するものではありません。幼少期からの様子、学校や職場での状況、日常生活での困りごとなどを含めて総合的に検討します。

性格傾向や心理状態を確認する検査

質問への回答などを通して、物事の捉え方、感情の動き、ストレスへの反応、人との関わり方などを多面的に把握します。
現在の気分や不安の程度を整理する質問紙を使用する場合もあります。
結果を「良い性格」「悪い性格」と評価するものではありません。ご自身の傾向を理解し、悩みへの対処方法や心理的な支援を考えるための参考にします。

記憶や認知機能を確認する検査

物忘れが増えた、判断や計算が難しくなった、時間や場所がわからなくなることがあるなど、認知機能の変化が疑われる場合に検討します。
記憶、注意、理解、判断などの状態を確認し、認知症や軽度認知障害などの診断を検討する際の参考にします。
より詳しい検査や画像検査などが必要な場合は、専門の医療機関をご紹介することがあります。

心理検査を受けるまでの流れ

  1. 医師の診察
    心理検査をご希望の方は、まず当院医師の診察を受けていただきます。
    現在の症状、困っていること、これまでの経過、生活状況などを伺い、検査が必要かどうかを判断します。
    心理検査のみを希望される場合も、最初に医師の診察が必要です。
  2. 検査内容の検討
    診察内容をもとに、医師と心理士が検査の目的を確認し、患者さまに適した検査を検討します。
    ご本人が希望する検査と、医師が必要と判断する検査が異なる場合もあります。検査を行う理由や検査内容については、診察時または来院時にご説明します。
  3. 検査日の予約
    心理士の予約状況を確認し、検査日を決定します。
    検査内容によっては時間を要するため、通常の診察とは別の日に実施する場合があります。
    予約状況により、検査までに1~数か月お待ちいただくことがあります。
  4. 心理検査の実施
    予約日時にご来院いただき、心理士の説明を受けてから検査を行います。
    検査には、質問に答えるもの、口頭で回答するもの、道具を使って課題に取り組むものなどがあります。特別な勉強や練習は必要ありません。
    わからないことや体調面で不安なことがある場合は、検査前に心理士へお伝えください。
  5. 結果の整理・分析
    検査終了後、心理士が結果を整理し、総合的に分析します。
    検査は、点数だけでなく、課題への取り組み方や回答の傾向なども含めて確認するため、結果をまとめるまでに時間がかかります。
  6. 結果のご説明
    医師または心理士から、検査結果についてご説明します。
    結果は単なる数値としてお伝えするだけでなく、ご本人の得意なことや苦手なこと、日常生活で困りやすい場面、今後取り入れられる工夫などと結びつけて説明します。
    検査結果をもとに、必要に応じて治療方針、カウンセリング、生活環境の調整などを検討します。

検査当日の注意事項

  • 予約時間に遅れないよう、時間に余裕を持ってご来院ください。
  • 睡眠不足や体調不良は、検査結果に影響することがあります。
  • 検査前日はできるだけ十分な睡眠を取り、体調を整えてお越しください。
  • 普段使用している眼鏡、補聴器などがある方はご持参ください。
  • 服用中の薬がある方は、お薬手帳または薬剤説明文書をご持参ください。
  • 体調が悪い場合や検査を受けることが難しい場合は、無理をせず事前にご連絡ください。
  • 検査内容を事前に練習したり、回答を覚えたりする必要はありません。
  • 予約の変更やキャンセルを希望される場合は、できるだけ早めにご連絡ください。

検査結果について知っておいていただきたいこと

  • 検査結果だけで診断は決まりません
  • 心理検査は、診断や治療方針を検討するための一つの資料です。
  • 検査の点数や質問紙の回答だけで、発達障害や精神疾患の診断が確定するものではありません。診察、生活歴、症状の経過、日常生活での困りごとなどを含めて医師が総合的に判断します。
  • 結果はその方のすべてを表すものではありません
  • 心理検査の結果は、検査を受けた時点の状態や一定の条件下で確認された特徴を示すものです。
  • 体調、睡眠、緊張、気分などによって結果が影響を受けることもあります。検査結果によって、その方の能力や可能性を決めつけるものではありません。
  • 診断名よりも生活に生かすことを大切にします
  • 検査を受ける目的は、診断名を確認することだけではありません。
  • どのような環境で力を発揮しやすいのか、どのような場面で負担を感じやすいのかを理解し、今後の生活、学習、仕事、人間関係などへ生かすことが大切です。

身体的な病気との関係について

不眠、気分の落ち込み、動悸、めまい、強い疲労感、物忘れなどの症状は、こころの病気だけでなく、身体的な病気や服用している薬などが関係している場合もあります。
診察の結果、身体的な病気を確認するための血液検査、画像検査、その他の専門的な検査が必要と判断される場合は、適切な診療科や医療機関をご案内することがあります。

検査の費用について

心理検査の費用は、検査の種類、実施目的、保険適用の有無などによって異なります。
検査をご案内する際に、費用や実施方法についてご説明します。詳細は診察時または受付へお尋ねください。

よくあるご質問

  • 心理検査をご希望の場合は、まず医師へご相談ください。診察で症状や困りごとを確認し、医師と心理士が相談したうえで検査の必要性や種類を判断します。

  • 当院では、心理検査を受ける前に医師の診察が必要です。検査結果は診察内容などと合わせて総合的に判断します。

  • 検査だけで診断することはできません。幼少期からの様子、現在の生活状況、学校や職場での困りごと、医師の診察などを含めて総合的に判断します。

  • 検査時間は、検査の種類や組み合わせによって異なります。長時間を要する検査や、複数の日に分けて行う検査もあります。詳しくは検査をご案内する際にご説明します。

  • 心理士の予約状況により、検査や結果説明までに1~数か月お待ちいただく場合があります。

  • 検査の目的や当日の流れについてはご説明します。ただし、検査の正確性に影響する可能性があるため、問題や回答などの詳しい内容は事前にお伝えできません。

  • 勉強や練習は必要ありません。普段どおりの状態で検査を受けてください。

  • 検査終了後に、心理士が結果を整理・分析します。結果説明までの期間は検査内容や予約状況によって異なります。

  • ご本人の同意がある場合は、ご家族が結果説明に同席できることがあります。診察時または検査予約時にご相談ください。

  • 書類の種類や目的によって対応が異なります。診断書や意見書の作成は、診察内容や検査結果をもとに医師が判断します。指定書式がある場合はご持参ください。

  • 心理検査の詳細な説明は、電話では行っていません。診察時または来院時にご説明します。

鹿児島市で心理検査・発達検査をご希望の方へ

メンタルヘルスかごしま中央クリニックでは、診察内容をもとに、医師と心理士が相談したうえで必要な心理検査を行っています。
知的な面での得意・不得意、考え方や情報処理の特徴、発達特性、性格傾向、ストレスへの反応などを整理し、診断や治療方針、日常生活での支援を検討するために活用します。
「検査を受けたほうがよいかわからない」「発達特性について相談したい」という方も、まずは診察時に医師へご相談ください。

ご予約・お問い合わせ

ご予約・お問い合わせ先
医療法人鑑朗会
メンタルヘルスかごしま中央クリニック
電話番号
099-223-7700 完全予約制
所在地
〒892-0842
鹿児島県鹿児島市東千石町13-19 天文館第2ビル2階
アクセス
鹿児島市電「天文館通」電停すぐ
指定駐車場あり
電話予約は
こちら
PAGE UP